社員紹介

Q：フジコーを選んだ理由を教えてください。

A：
まず、地元である北九州で働きたいという強い希望がありました。地元への愛着と、家族や友人とのつながりを大切にしたいというのが、私の就職活動での大きなテーマでした。さらに、学生時代から研究職に強い関心があり、特に技術開発の分野でのキャリアを志望していました。フジコーを選んだ理由の一つは、同社の研究開発への強い注力です。加えて、フジコーの持つ多様な製品ラインナップと、それに伴う研究開発の幅広さにも惹きつけられました。溶接技術から始まったフジコーの技術は今では宇宙でも活用されています。チャレンジ精神を重んじるフジコーの社風が、私のキャリアビジョンと完全に一致していたことが決め手となりました。



Q：現在はどのような業務をされていますか？

A：
おもに新しい空気清浄機の開発に従事していて、最新技術の研究から実際の製品設計、テストに至るまで、幅広い業務に携わっています。既存製品の改善だけでなく新しい機種の開発にも挑戦しているので、新しいフィルター技術の研究や効率的な空気循環システムの開発など、ゼロベースからの研究業務も行っています。 また、顧客からのフィードバックの収集や分析もしっかりと行って市場のニーズを深く理解し、製品に反映させることにも努めています。製品開発の初期段階から製品の市場投入、販売後の分析から改善まで、全工程にわたって深く関わることができています。私たちの開発する空気清浄機が、人々の生活を豊かにすることを目指して日々努力しています。


Q：開発業務のやりがいを教えてください。

A：
開発業務はチャレンジの連続で大変ではありますが、新しいアイデアが浮かんだ瞬間から、それが具体的な形になっていくまでの過程にいつもワクワクしています。アイデアの構想から設計、そして実際に機能する製品にするまでの一連のプロセスは、言葉では表せないものです。 また、フジコーでは若手でも活躍できるチャンスが大いにあるのも魅力です。自分のアイデアを積極的に反映させることができ、それが実際の製品として市場に出ることを目の当たりにすると、この上ない達成感とやりがいを感じますね。



Q：開発業務で成長できたことはなんですか？

A：
私が成長できたのは、質問に対していつでも丁寧に答えてくれる先輩たちや、組み込みのプログラミング技術を学べる環境があったからだと思っています。実をいうと、学生時代はプログラミングに苦手意識があったんです。でも、フジコーに入社してからプログラミングの重要性を実感し、再び学習を始めました。最初は基本的なプログラミングスキルを学び、徐々に制御システムの設計スキルを身につけることができ、今ではそのスキルが製品開発のプロセスにおいて非常に役立っています。その成果として、私が関わったプロジェクトの製品が市場にリリースされた時は本当にうれしかったですね。自分が手がけたコードが実際の製品に組み込まれお客様に届けられるというのは、言葉では表現しきれないほどの達成感がありました。この経験を通じて、プログラミングに限らず、新しい知識や技術に挑戦することの大切さを実感しました。苦手だったことが今では私の仕事の大部分を占めており、それが揺るぎない自信となっています。

Q：開発室はどのような雰囲気ですか？

A：
開発室だけでなくフジコー全体でいえることなのですが、非常に風通しの良い組織だと思います。開発チームでアイデアを出し合う機会などは本当に刺激的で、私たちの創造性を最大限に引き出す環境が整っています。開発に先立つアイデア出しの段階では、組織内で意見が自由に交わされ、否定的な反応はほとんどありません。最初はその柔軟性に驚かされました。このオープンな環境が新しい視点や革新的な提案を促し、若手の私でも恥ずかしさを感じることなく自由に意見を出せるようになっています。結果として、非常にクリエイティブなアイデアが生まれやすくなっていると思います。



Q：今後の目標を教えてください。

A：
より複雑で挑戦的な開発プロジェクトに取り組み、技術的な専門知識を深めるとともに、プロジェクトマネジメントやチームリーダーシップのスキルも磨きたいと思っています。リーダーとしてチームを統率し、プロジェクトの目標達成をサポートするだけでなく、メンバー一人ひとりのアイデアを尊重していきながら、画期的な技術開発を目指したいです。将来は、私自身がこれから学ぶ知識や経験を後輩たちに伝え、フジコー全体の強みにつなげられるような存在となりたいですね。



Q：フジコーで働くことを考えている方へのメッセージをお願いします。

A：
新しい技術やソリューションの開発に情熱を燃やすフジコーでは、同じ志(こころざし)を共有する仲間を常に求めています。一人ひとりのアイデアやビジョンをカタチにできるフジコーでの仕事は、技術開発への熱意がある人なら本当に楽しくて充実したものになると思います。チャレンジを恐れず、自らのアイデアを追求する喜びを感じられると思います。私たちと一緒に革新的なアプローチで新しい製品を世に送り出し、世界に変化をもたらしましょう。