社員紹介
長い歴史を誇りながらも、常に新しい可能性に目を向け進化し続けている
職種:地域総合職
2021年入社 エンジニアリング事業部 建設部
豊田係長
挑戦 を楽しむ
Q:フジコーでどのような経験を積んできましたか?
A:
私は2021年に中途入社で、この2年間は本当に学びの連続でした。私は現在、エンジニアリング事業部で工事の施工管理を担当しています。建設部門には29の専門分野があり、中でも建築と土木のエンジニアリング部門に携わっています。
毎日の業務は、現場の進捗管理からお客様や業者とのコミュニケーション、そして公共工事やインフラ事業の進行管理まで、多岐にわたっています。さまざまな業者と協力しながら、プロジェクトの成功に向けて日々努力しています。それぞれのプロジェクトが完了するたびに、新たな学びと成功体験が積み重なっているように感じられ、非常にやりがいのある仕事です。
また、フジコーではチームとしての連携と個人の成長の両方が重視されており、これが私にとって大きな魅力でした。プロジェクトを通じて、チームワークの連携と同時に個人としての技術や知識も広げることができました。特にエンジニアリングや施工管理の知識を深めることで、効率的かつ安全にプロジェクトを進められるようになりました。同僚やお客様、業者との関係も深めることができ、それが私のキャリアにおいて大きな支えとなっています。
Q: エンジニアリング事業部での仕事はどのようなものですか?
A:
エンジニアリング事業部での仕事は、精密かつ計画的なアプローチが求められます。まずはじめに私たちはプロジェクトの全体像を把握し、それに基づいて綿密な計画を立てます。この計画段階で、現場の安全と働く仲間の健康管理を最優先に考えることが不可欠です。また、日々の目標設定とリスク評価を行い、これらの情報を全ての関係者と共有しながらプロジェクトを進行させていきます。現場作業の一つひとつを撮影してプロジェクトの進行状況を視覚的に管理するなどの工夫も行っています。これにより関係者全員がプロジェクトの現状を明確に理解し、必要な調整を迅速に行うことができるのです。
さらに、季節や天候などの外的要因も考慮しながら休憩時間などを決め、現場で働く仲間たちの健康管理も行なっています。健康管理はプロジェクトを効率的に進めるためには必要不可欠です。このように、エンジニアリング事業部での仕事はとても幅広く、計画やコミュニケーション、そして時間管理のスキルが求められる刺激的でやりがいのある仕事です。
Q:安全管理についての思いを教えていただけますか?
A:
私は以前、化学工場で働いていました。化学工場はとても危険が伴う場所で、とにかく安全であることが最優先でした。そこでの経験から私は、“モノは壊れてもいい。でも人は壊れてしまってはいけない”という信念を持つようになりました。人の命は何にも代えがたいものであり、それを守ることが最も重要です。特に、一緒に働く仲間全員が毎日当たり前に家に帰れること、この“当たり前”を日々更新していくことが、私の重要な使命であると強く信じています。
安全とは単にルールを守ることではなく、一人ひとりが安全意識を持ち、互いに助け合う文化を築くことでもあります。定期的な安全教育の実施や、最新の安全基準や規制が守れているかを常に確認することも重要です。安全に関するフィードバックや改善提案を募るなどの工夫もして、安全管理の向上に努めています。
Q:公共工事の経験について教えてください。
A:
小学校での公共工事の経験は非常に価値あるものでした。
安全管理は、働く仲間だけでなく周囲のコミュニティにも影響を与えます。特に小学校など子供たちが通る場所での工事では、綿密な安全管理が求められます。子供は予期せぬ動きをするので、常に最悪の事態を想定し、警告看板やバリケートの設置などあらゆる対策が必要です。その看板も小さな子供にもわかる表記にしなければなりません。最新の安全基準や安全技術、安全装置などを常にアップデートしつつ、社会全体にとって安全で安心な環境を提供する公共工事は達成感も大きいです。
さらにこの公共工事の経験でうれしかったことがあります。公共事業では一定規模以上の工事の場合、完成時に行政からの審査が入り、基準をクリアすることで賞や認定を受けられるのですが、この小学校での工事でなんと優秀賞をいただけました。私たちの努力と工事の質が高く評価されたことが非常に喜ばしく、今後の仕事の大きな励みとなっています。
Q:入社後初めてのプロジェクトでの経験についてはどうでしたか?
A:
最初に任されたのは、1200枚の太陽光パネル設置プロジェクトでした。当然ですが私自身、太陽光パネル設置は未踏の領域への大冒険で不安もありました。しかし、フジコーの企業文化は「未経験だからできない」ではなく、「未経験でもどうやってできるようになるか」を考えるものでした。この前向きな姿勢に非常に心を動かされ、一つひとつの課題にどう向き合っていくか、そして新しいことを学ぶ喜びを実感することができました。この刺激的な経験は、自身をプロフェッショナルとして大きく成長させてくれました。
さらにこのプロジェクトで感じたのは、私は決して一人ではないということ。周りには同じく前向きにチャレンジする仲間たちがいて、一人ひとりの力を合わせて難しい課題を乗り越えていきました。仲間たちの存在が不安を勇気に変え、新しい挑戦を楽しむことができる強い支えとなりました。それぞれの個性やスキルを生かしながら団結して目標に向かって努力する姿は、フジコーの力強いチームワークの象徴いえます。これらの経験は、私にとって新たなスタートラインとなる貴重な経験であったと感じています。
Q:フジコーの積極的にチャレンジする姿勢についてどのように感じていますか?
A:
私にとってフジコーのチャレンジ精神は非常に刺激的で、その力強い前向きなエネルギーに日々励まされています。長い歴史を誇りながらも、常に新しい可能性に目を向け進化し続けている点が素晴らしいと感じています。
私が担当する業務でいえば「完全無災害を目指し、納期を守る」という目標に向かい一丸となって取り組む姿勢は非常に魅力的で、それこそが日々の仕事を特別なものにしてくれているのだと思います。安全管理には完璧なものなど存在せず、日々改善し最良の状態を目指すというチャレンジ精神こそがやりがいにつながっています。そして、その努力が具体的な成果として表れる瞬間はこれ以上ない満足感が得られます。
新しいプロジェクトに果敢にチャレンジする姿勢は、私たち社員にとって学びと成長の場を提供してくれています。
Q:最後に、就職活動中のみなさんにメッセージをお願いします。
A:
どんなに小さなプロジェクトでも、その価値と意味があります。一つひとつの仕事を通じて自分の能力を試し、新しいことを学び、そしてその成果を通じて社会に貢献できるのが私たちの仕事の魅力です。自分の足で一歩一歩進んでいく中で見えてくる景色は、本当に美しいものがあります。そして、その過程で得られる経験と成長は計り知れません。
学生のみなさんにとって就職活動は、未知なる世界への大きな冒険だと思います。フジコーには一緒に学び、成長できる環境があります。たゆまぬチャレンジ精神で進化し続けるフジコーで、ともに新しい価値を創造し社会に貢献していきましょう。
毎日の小さな挑戦が大きな成果へとつながり、一人ひとりの成長とともに、フジコーの発展にも貢献していただけることを信じています。